2018年、明けましておめでとうございます。
除夜の鐘、新年のお祝いを、福島県南相馬市同慶寺で過ごさせていただきました。
昨年4月に避難指示解除となり、同慶寺の小高地区では、約9000人のうち2000人ほどの方が帰還されている。近隣の市町村では帰還率は高いそうだけど、概ねは高齢者の方々。
同慶寺さんでは、311後初めて、お寺でご家族全員での新年のお祝いと、7年ぶりに使うお重箱でのお節料理。
そんな節目にご一緒させていただいて、事の大きさ、月日の流れに想いをはせつつ、感謝!
境内より日の出を拝む
元旦の朝は、野馬追の武士団が相馬藩歴代藩主が祀られている御霊屋にご挨拶にみえた。境内の奥には1200年の大銀杏がすっかり葉を落とし、また年輪を重ねたのだなあ、と仰ぎ見る。
そんな歴史と文化の背景が、帰還率を高めている、と田中徳雲住職。
同慶寺は相馬藩例題藩主の菩提寺。野馬追の武士団のみなさんが、小高神社にお詣りされた後に、藩主の御霊屋にご挨拶。元旦の恒例行事。
大晦日の朝は-3度。元旦の朝は穏やかで助かった!
お寺のお母さんの7年ぶりのお節料理。
ほんとに美味しく、和やかなお祝いの席でした。
お年寄りらしい木肌をなでました。
1200年の大銀杏です。
徳雲さん、やはり7年ぶりで5日から節分まで寒行をなさるそうです。お太鼓の響きが、帰還された方々と小高の土地に、励ましと元気を届けてくれますね、きっと。
大晦日の夜、持ち込まれたお焚き上げの位牌などに混じって、可愛らしい僧侶の土人形。徳雲さんと並んで記念撮影。
庫裡の勝手口には線量計。元旦の朝、毎時0.15マイクロシーベルト。
今年はまずは、DVDブックを完成させます! そして、海外へ『ホピの予言』のメッセージを発信します!
みなさん、本年もどうぞ宜しくお願いします。
それぞれみなさん、大いなるものの導きのままに歩む一年となりますように!!