四国路その2

みなと別れ、ひとり徳島から香川へ移動し、イギリスから直接、四国路へと飛んできた、めぐちゃんこと宮田恵さんと合流!!めぐちゃんは、群馬で出会ったホピフレンドのひとり。フラメンコダンサーであり、ムーブメントメディスン(MM)WSの場を、毎月提供し、ファシリテートしてくださる大切な友であり、同志!MMの究極の講習を受け終えたばかり。わくわく感は止まりません!
これから3泊4日をご一緒して、めぐちゃんの、世界が平和になることをいつもいつも祈り、ご自分の道を精進し続けている姿に、私はあらためて感動することになります。めぐちゃん、ありがとう!!

レンタカーでふたり向かった先は由良野の森。「自然と人との相互依存と共生関係の本来の姿を求めて」、まさに、里山の暮らし、その根っこを育くむ経験を重ねられる場所です!!
ホスト夫妻の奥さん、陽子さんは西表在住の時、『ホピの予言』をご覧になられ、感動してお手紙を下さっていたのでした。宮本常一の『忘れられた日本人』の土佐源氏、サイコーだよね、とにやにや二人で顔あわせてましたね。
ご主人の宏さん、柔らかな印象ながら、いや、なかなか、川の源流での産廃計画を中止に導いたり、また、長いスパンの視野で、昨年からブナの森の植樹プロジェクトを始められたり、と野太いスピリットを感じる方でらっしゃいました。

Airndbに加盟して、海外からのお遍路さん、宿泊者もとっても多いのだとか。地元の木をふんだんに使ってセルフビルドされた宿泊棟は、木材以外の建材が見つけられないぐらい。薪ストーブは二階まで温めてくれ、素足でも冷たく感じないほど心地よい空間なのよ。

さてさて、めぐちゃんのMMとホピ上映とのコラボ「メディスンの一日」
はじめての経験に私もちょっとどきどきでした。

由良野の森の長老かえでにみなでご挨拶。めぐちゃんがドラムを叩き始めると、さあっと風が吹きぬけて、光も射し込み、メディスンの一日、その物語は始まりました。森に受け入れていただけたのですね。

その後、ティピ広場に移動し、火を囲んで自己紹介。

土にしっかり立ち、大地からのエネルギーを天に還し、天からのエネルギーを身体を通して大地に還す、、、二人組で相手に添いつつ、交換し合い創り上げていく動作とエネルギー空間、自分の身体の感覚に意識を集中させていく、、、私は裸足で踊りました。最後にそれぞれ好きになった木に感謝を捧げました。

ティピの中で焚き火を囲んで自己紹介
ティピの中で焚き火を囲んで自己紹介

午後は『ホピの予言』上映後、サークルになってシェアリング。
戸外でのMMでの感想も交えながら、これまでになかった世界の視点に気が付かれた方々がおられました。また、何年も前にご覧いただいていた方たちからは、今の暮らし方、私でよかった、再確認できた、という声もお聴きできました。

後になって陽子さんやさくらさんから、「映画の内容も玲子さんの話も愛を伝えているのではないかと感じた」という内容の感想をいただきましたが、そういう感想は初めて。私もちょびっと驚きましたが、そうです、私自身もグレイトスピリットや母なる地球の慈愛を感じ、上映や印刷物の紹介をしてきたことに、あらためて自覚させていただけました。

いつもこの布が活躍してくれます。
いつもこの布が活躍してくれます。

私たちには自由意思が与えられています。何も好き勝手にしていい、という意味ではなく、愛をもって、それを動機とするかどうか、どちらを選択するか、その自由意思だよね。その自由意思でもってそれぞれが行動すれば、世界は調和に満ちたものになるんだと思うよね。

そんな話を、オーナー主人の宏さんと、別れ際にお話しできました。

陽子さんは、参加者のお一人を駅までお送りしてくださり、おいとまのハグができなかったけれど、由良野の森のあの感じ、ずっと身体に残ってるし、また会えるよね。

宏さんがふかぶかと頭を下げて、私たちをお見送りくださった姿に、
思わず手を合せちゃった。というのも、運転はめぐちゃんしてくれてたし。

ほんとうに、みなさま、ありがとうございました。

For All My Relation
わたしとつながるすべてのもののために